Java jp.carabiner.treeeditor.js.JSWindow

機能

現在スクリプトが実行されているウィンドウに対応するフレームを表現します。

プロパティ

プロパティ名 機能
menu
ウィンドウのメニューバーを表現するオブジェクトです。読み込みのみ可能です。
Menuタイプのオブジェクトです。
onclick
ノードのクリック時に呼び出されるイベントハンドラです。
Functionタイプのオブジェクトです。第一引数にClickEvent型のオブジェクトが設定されます。
onclose
ウィンドウが閉じる時に呼び出されるイベントハンドラです。
Functionタイプのオブジェクトです。第一引数にEvent型のオブジェクトが設定されます。
ondblclick
ノードのダブルクリック時に呼び出されるイベントハンドラです。
Functionタイプのオブジェクトです。第一引数にClickEvent型のオブジェクトが設定されます。
oninitialize
すべてのスクリプトの初期化やUI部品の初期化など、ウィンドウの構築処理が完了した時に呼び出されるイベントハンドラです。この時点ではファイルの読み込み、ウィンドウの表示などは行われていません。
Functionタイプのオブジェクトです。第一引数にEvent型のオブジェクトが設定されます。
onopen
ウィンドウの構築に加え、ファイルの読み込みなどが終わり、ウィンドウが表示された時に呼び出されるイベントハンドラです。
Functionタイプのオブジェクトです。第一引数にEvent型のオブジェクトが設定されます。
onselect
ノードの選択状態の変更時に呼び出されるイベントハンドラです。
Functionタイプのオブジェクトです。第一引数にSelectionEvent型のオブジェクトが設定されます。
onhoiststart
ホイスト開始時に呼び出されるイベントハンドラです。
Functionタイプのオブジェクトです。第一引数にHoistEvent型のオブジェクトが設定されます。
onhoistend
ホイスト終了時に呼び出されるイベントハンドラです。
Functionタイプのオブジェクトです。第一引数にHoistEvent型のオブジェクトが設定されます。
popup
ノードでの右クリック時メニューを表現するオブジェクトです。読み込みのみ可能です。
Menuタイプのオブジェクトです。
swingFrame
フレームに対応するSwingオブジェクトです。読み込みのみ可能です。
javax.swing.JFrameのインスタンスです。
selectedNodes
選択されているノードのリストです。読み込みのみ可能です。
ノードが選択されていない場合はnull、それ以外はNodeListタイプのオブジェクトです。
settings
アプリケーションの設定保存・取得用のオブジェクトです。
appsフォルダ内のアプリケーションから呼び出した場合、Settingsオブジェクトが返されます。設定の保持・取得方法についてはSettingsオブジェクトの説明を参照してください。
extフォルダ内のスクリプトから呼び出した場合、nullが返されます。
toplevelSelectedNodes
選択されているノードのうち、トップレベル(これ以上選択されている親がない)ノードです。読み込みのみ可能です。
ノードが選択されていない場合はnull、それ以外はNodeListタイプのオブジェクトです。
formatManager
ファイルの読み込み・書き込み形式を管理するマネージャです。読み込みのみ可能です。
FormatManagerタイプのオブジェクトです。
thumbnailManager
サムネイルのレンダリング方法を管理するマネージャです。読み込みのみ可能です。
ThumbnailManagerタイプのオブジェクトです。

関数プロパティ

addEventListener(String, Function)

機能
イベントリスナを登録します。
引数
  • イベント名
    イベントの名前を指定します。click,close,dblclick,initialize,open,select,hoiststart,hoistend のいずれかが指定可能です。
  • 関数
    イベント発生時に実行する関数を指定します。
戻り値
なし

removeEventListener(String, Function)

機能
イベントリスナの登録を解除します。
引数
  • イベント名
    イベントの名前を指定します。click,close,dblclick,initialize,open,select,hoiststart,hoistend のいずれかが指定可能です。
  • 関数
    イベント発生時に実行する関数を指定します。
戻り値
なし

getFile(String)

機能
引数pathを相対パスとして、アプリケーション内のファイルを取得します。
appsフォルダ内のアプリケーションから呼び出した場合は、(BEITELのディレクトリ)/apps/(パッケージID)/(path)が返されます。
extフォルダ内のスクリプトから呼び出した場合は、ext/(path)が返されます。
引数
  • パス
    参照したいファイルの相対パスを指定します。
戻り値
java.io.Fileが返されます。

getPersistentFile(String)

機能
引数pathを相対パスとして、アプリケーションに関する作業ファイルを取得します。
このファイルはアプリケーションのアップデート時などに削除されることはないため、永続的な設定保存領域として利用することなどが可能です。
appsフォルダ内のアプリケーションから呼び出した場合は、(BEITELのディレクトリ)/apps/.local.(パッケージID)/persistent/(path)が返されます。
extフォルダ内のスクリプトから呼び出した場合は、nullが返されます。
引数
  • パス
    参照したいファイルの相対パスを指定します。
戻り値
java.io.Fileが返されます。

openEncryptedInputStream(String)

機能
引数pathが示す永続化ファイルを暗号化ストリームとみなし、データを読み込むための入力ストリームを取得します。
getPersistentFile(String)の規約にしたがってファイルが作成されます。extフォルダ内のスクリプトから呼び出した場合は、例外が発生します。
引数
  • パス
    参照したいファイルの相対パスを取得します。
戻り値
java.io.InputStreamが返されます。

openEncryptedOutputStream(String)

機能
引数pathが示す永続化ファイルを暗号化ストリームとみなし、データを書き込むための出力ストリームを取得します。
getPersistentFile(String)の規約にしたがってファイルが作成されます。extフォルダ内のスクリプトから呼び出した場合は、例外が発生します。
引数
  • パス
    保存したいファイルの相対パスを取得します。
戻り値
java.io.OutputStreamが返されます。

getJSRunner()

機能
JavaScriptを非同期実行するためのオブジェクト JSRunner を取得します。
詳しい使用方法は jp.carabiner.treeeditor.js.JSRunnerクラス を参照してください。
引数
なし
戻り値
jp.carabiner.treeeditor.js.JSRunnerオブジェクトが返されます。

Java jp.carabiner.treeeditor.js.JSDocument

機能

現在ウィンドウで開かれているドキュメントを表現します。

プロパティ

プロパティ名 機能
rootNode
ドキュメントのルートとなるノードです。読み込みのみ可能です。
TreeNodeタイプのオブジェクトです。
nodeStyles
ノードスタイル(文字色・背景色)を表現するノードです。
NodeStyleListタイプのオブジェクトです。
columnHeaders
カラムヘッダの一覧を示す配列です。
読み込みのみ可能です。(カラムヘッダの追加などはできません。)
Arrayタイプのオブジェクトです。要素にはColumnHeaderタイプのオブジェクトが格納されます。
filename
現在開いているZTEファイルの名前を示す文字列です。読み込みのみ可能です。
ファイルを開いていない場合はnullが返されます。
filepath
現在開いているZTEファイルが格納されているディレクトリのパスを示す文字列です。読み込みのみ可能です。
ファイルを開いていない場合はnullが返されます。
onclose
ドキュメントが閉じる時に呼び出されるイベントハンドラです。
Functionタイプのオブジェクトです。第一引数にEvent型のオブジェクトが設定されます。
onnodechange
ノードの構造が変化した時に呼び出されるイベントハンドラです。
Functionタイプのオブジェクトです。第一引数にNodeChangeEvent型のオブジェクトが設定されます。
onopen
ドキュメントが開く時に呼び出されるイベントハンドラです。
Functionタイプのオブジェクトです。第一引数にEvent型のオブジェクトが設定されます。
onpropchange
ノードのプロパティが変化した時に呼び出されるイベントハンドラです。
Functionタイプのオブジェクトです。第一引数にPropChangeEvent型のオブジェクトが設定されます。
visibleColumns
表示領界に含めるカラム数を示す整数値です。
changeOddColor
行ごとに色を変更するかどうかを示すBoolean値です。
nodeContentWidth
ノードテキストの幅を示す整数値です。
topicHandleColor
トピックのハンドル色を示すオブジェクトです。
HandleColorタイプのオブジェクトです。
textHandleColor
本文のハンドル色を示すオブジェクトです。
HandleColorタイプのオブジェクトです。
defaultStyle
ノードの既定スタイルを表現するノードです。
TreeNodeタイプのオブジェクトです。
checkBoxVisible
チェックボックスを表示するかどうかを示すBoolean値です。
metadataNewLineByEnterKey
カラム編集時にEnterキーを改行とみなすかどうかを示すBoolean値です。
handleStyleClassname
ハンドルスタイルを示す文字列です。
デフォルトスタイルの場合はnullが返されます。

関数プロパティ

addEventListener(String, Function)

機能
イベントリスナを登録します。
引数
  • イベント名
    イベントの名前を指定します。close,nodechange,open,propchangeのいずれかが指定可能です。
  • 関数
    イベント発生時に実行する関数を指定します。
戻り値
なし

createTreeNode(String)

機能
ツリーノードを新規作成します。
引数
  • ノード文字列
    ノードに設定する文字列を指定します。
戻り値
ツリーノードが返されます。
サンプル
var treeNode = document.createTreeNode("ノード名");
document.rootNode.appendChild(treeNode);

removeEventListener(String, Function)

機能
イベントリスナの登録を解除します。
引数
  • イベント名
    イベントの名前を指定します。close,nodechange,open,propchangeのいずれかが指定可能です。
  • 関数
    イベント発生時に実行する関数を指定します。
戻り値
なし

機能

BEITELアプリケーションに関する情報を表現します。

プロパティ

プロパティ名 機能
id
BEITELコアのID文字列です。
version
BEITELコアのバージョン文字列です。
myApplication
このアプリケーションを表現するオブジェクトです。
BEITELApplicationタイプのオブジェクトが返されます。

関数プロパティ

alert(String)

機能
メッセージボックスを表示します。
グローバル関数として参照することも可能です。
引数
  • メッセージ
    出力するメッセージを指定します。
戻り値
なし

confirm(String)

機能
確認ダイアログボックスを表示します。
グローバル関数として参照することも可能です。
引数
  • メッセージ
    ダイアログに表示するメッセージを指定します。
戻り値
[OK]ボタンが選択されればtrue、[キャンセル]ボタンが選択されればfalse。

importScript(String)

機能
外部jsファイルをインポートします。
引数
  • パス
    インポートしたい.jsファイルのパス。
    apps/(アプリケーションID)ディレクトリを起点とした相対パスで指定してください。
戻り値
なし

createNewWindow()

機能
新しいウィンドウを開きます。
グローバル関数として参照することも可能です。
引数
なし
戻り値
なし

機能

かんたんアプリケーション開発機能上で実行中のスクリプトに関する情報を表現します。
独立したアプリケーションパッケージの場合はこのオブジェクトは現れません。

プロパティ

プロパティ名 機能
name
スクリプト名です。
type
実行タイプです。nullもしくはstartup, app_menu, popup_menuを返します。
language
スクリプト言語です。
lastModified
最終更新日時です。

関数プロパティ

importScript(String)

機能
外部スクリプトファイルをインポートします。
引数
  • スクリプト名
    インポートしたいスクリプトの名前。
    同一の言語で記述されたスクリプトのみインポート可能です。
戻り値
なし

alert(String)

機能
メッセージボックスを表示します。
JavaScriptでの実行時のみ利用可能です。非JavaScript環境においては、beitel.alert関数を利用してください。
引数
  • メッセージ
    出力するメッセージを指定します。
戻り値
なし
サンプル
alert("テストです!");

confirm(String)

機能
確認ダイアログボックスを表示します。
JavaScriptでの実行時のみ利用可能です。非JavaScript環境においては、beitel.confirm関数を利用してください。
引数
  • メッセージ
    ダイアログに表示するメッセージを指定します。
戻り値
[OK]ボタンが選択されればtrue、[キャンセル]ボタンが選択されればfalse。

importFile(String)

機能
外部jsファイルをインポートします。
[非推奨] InkpodとのAPI互換性を考慮し、importScript関数に置き換わります。
引数
  • パス
    インポートしたい.jsファイルのパス。
戻り値
なし

importScript(String)

機能
外部jsファイルをインポートします。
JavaScriptでの実行時のみ利用可能です。非JavaScript環境においては、beitel.importScript関数またはscript.importScript関数 (かんたんアプリケーション開発機能利用時のみ)を利用してください。
引数
  • パス
    インポートしたい.jsファイルのパス。
    apps/(アプリケーションID)ディレクトリを起点とした相対パスで指定してください。
戻り値
なし

createNewWindow()

機能
新しいウィンドウを開きます。
JavaScriptでの実行時のみ利用可能です。非JavaScript環境においては、beitel.createNewWindow関数を利用してください。
引数
なし
戻り値
なし